お知らせ
いつか訪れるその時まで…
文 : 韓流ドラマLOVE
我が家にはもうすぐ16歳になる愛犬がいます。
人間でいえば80歳くらいで、いわゆるスーパーハイシニア犬です。
現代の犬の平均寿命は12~15歳。
近年の獣医療の進歩や飼い主の意識向上、生活環境の改善などにより平均寿命は年々延びていて、ここ30年で3倍にも伸びているそうです。
番犬から家族の一員となり、より愛犬への意識が高まっているからでしょう。
犬も人間と一緒で、寿命が延びるほど介護が必要になる可能性が高くなります。
今までできていたことができなくなっていく姿を見るのはとても辛いですね。
我が家は子どもたちにねだられたのがきっかけで、トイプードル(♀)を飼い始めました。
子どもとペットショップに見に行ったその日に連れて帰って、主人が驚いていたことを思い出します。
最初は反対していた主人も今では愛犬にメロメロ。よくある話ですね(笑)
現在は子どもも独立し夫婦と1匹になりましたが、年に1度は必ず愛犬と一緒に旅行に行き、思い出を作っています。
そんな愛犬も今では耳がほぼ聞こえなくなってしまいました。大好きなボール遊びもあまりやらなくなり寝ている時間が増えました。
それでもまだまだ食欲は旺盛で散歩も毎日欠かさず行きます。
歩く速度もゆっくりとなり、たまに段差が越えられなくて転んでしまったりしますが、そんな姿もとても愛おしく感じます。
若い頃のようにはいきませんが元気であればそれだけで十分です。
いつか…私にも訪れる愛犬とのお別れの覚悟ができてるかと問われたら、今はまったくできていません。
ただその時に後悔しないように、
今できることを精一杯やろう!
たくさん撫でて遊んで触れ合おう!
そんな毎日を送っています。